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根管治療の症例

#7(右上2番)の根管治療 2024.5.2

  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

主訴

他院でレントゲンを撮ったところ、骨が溶けていると言われた。

治療してほしい。

診断名

Pulp necrosis 

Chronic apical abscess

 

治療の方法

根管治療

患者様の年齢 20代
治療期間 1回
治療費 約11万
治療する際に起こる
リスク・副作用

1. 根管治療は100%の成功率を提供するものではありません

2. 治療中、偶発的事故(ファイル破折、穿孔、腫脹、発赤、疼痛、内出血斑、ヒポクロアクシデントetc..)が生じる可能性がありますが、基本的に治療の予後に影響するものではありません。

3. 治療が奏功しない場合、外科的治療が必要になる可能性があります。

4. 麻酔により治療後、一時的または継続的に麻痺や、一時的な視力障害が生じる可能性があります(ただし、全ての歯科麻酔はその可能性があります)。

5. 根管治療後、患者さんの60%に2,3日、長い場合は1週間程度痛み(特に咬合痛)が出る場合がありますが、その場合は消炎鎮痛剤でコントロールできます。それにより最終的な治療の結果に影響は及びません。

 

術前CT

術前CT

術後CT

術前CT

作業長

作業長

ルートZX(apical foramen locater)で作業長を21.0mmに設定。

根管拡大形成、清掃を行った。

#25、#40を挿入するも、作業長まですんなり到達した。

 

このサイズで形成しても意味はないことが分かる。

 

#50.03でようやく「拡大形成」(🟰細菌の減少)を実感できた。

しかし、これで根充するには心許ない。

#60.02まで拡大した。

術前CTで、根管長の目安を計測していたが、ほぼ同じになった。

ルートZX  & CTを併用すれば、本来設定すべき作業長からそんなにズレることはないと思われる。

(ルートZX単独でも、信頼性は高いが)

ルートZXで決めた長さが、CT上の計測とかなりズレている場合、ルートZXが正常に機能していない可能性が高いと思われる。

Foramen の位置は“だいたい”ここで間違いないだろう。

#7(右上2番)の根管治療 2024.5.2

治癒する可能性が高いと思うが、これで治らなかったら

次は再根管治療ではなく

歯根端切除術である。

半年後にレントゲン撮影の予定。その際はまた報告したい。

東京で精密根管治療を
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