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再根管治療の症例

#30(右下6番) 再根管治療

  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

主訴

数ヶ月前に腫れたため、被せ物を外してもらった。

根本的な治療をしたい。

診断名

Previously treated 

Asymptomatic apical periodontitis 

治療の方法

再根管治療

治療期間 1回
治療費 約17万 
治療する際に起こる
リスク・副作用

1. 根管治療は100%の成功率を提供するものではありません

2. 治療中、偶発的事故(ファイル破折、穿孔、腫脹、発赤、疼痛、内出血斑、ヒポクロアクシデントetc..)が生じる可能性がありますが、基本的に治療の予後に影響するものではありません。

3. 治療が奏功しない場合、外科的治療が必要になる可能性があります。

4. 麻酔により治療後、一時的または継続的に麻痺や、一時的な視力障害が生じる可能性があります(ただし、全ての歯科麻酔はその可能性があります)。

5. 根管治療後、患者さんの60%に2,3日、長い場合は1週間程度痛み(特に咬合痛)が出る場合がありますが、その場合は消炎鎮痛剤でコントロールできます。それにより最終的な治療の結果に影響は及びません。

#30(右下6番) 再根管治療

二次元のレントゲンでは明らかな病変は確認できないが、CT上では、近心根にはっきりと病変が認められる。

近心根は弯曲部を攻略し、穿通できれば成功率は高いだろう。

果たして、穿通できるのか?

やってみないと分からない。

いきなり外科をする選択もできるが、患者さんは根管治療を希望された。

手用ファイルでは穿通できなかったため、メカニカルにて穿通を図った。

Hy Flex #10.05にて穿通。

手用ファイルにて作業長を決定した。

この弯曲を壊さない様に手用ファイルで形成できるか?

自分には無理である。

#40.04まで拡大、根管形成を行なった。

 

今後、経過を追っていく予定である。

また、ご報告したい。

 

 

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#30(右下6番) 再根管治療

#30(右下6番) 再根管治療

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